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口呼吸は滑舌を悪くする
滑舌が悪くて何をしゃべっているか分からないと言われてしまったり、言葉を上手く発音することができずつっかかってしまう場合、舌の筋肉の衰えや舌癖が考えられます。口呼吸を行うと顎の筋肉や頬の筋肉の他に舌の筋肉など顔のあらゆる筋肉が衰え、うまく舌が回らず舌っ足らずな発音に聞こえてしまったり、サ行がうまく言えなくなったりします。
口呼吸を日常的に行っていると自然に口がポカンと開いた状態になり、歯の上に舌が乗っかったり、物を飲み込む時に舌を前に押し出す動きを行うようになります。このような状態を舌癖といい、滑舌を悪くする原因になります。
舌癖の原因は遺伝や舌の大きさ、指をしゃぶるなどがありますが、特に大きな要因になるのは口呼吸です。口呼吸で舌が前に垂れるため、常に歯に接触して出っ歯や歯並びの乱れなどに繋がり、そこから舌癖になってしまうんです。
舌癖チェック
- くちゃくちゃ食べる
- 口を開けた状態で物を飲み込むことができない
- 物を飲み込む時、舌が前に押し出されて歯の隙間から出てくる
- 無意識の時は口が開いている
- 口を閉じた時、舌が唇や前歯に当たる
舌癖は舌の筋肉が衰えているため、発音がうまくできないだけでなく物がうまく飲み込めなかったり、食事中に食べ物が口からポロポロとこぼれたりします。
舌癖による滑舌を改善するには、舌の力を鍛えていくと共に、口をしっかり閉じる癖をつけていきましょう。長い間口呼吸をしていた場合、唇の長さが足りなかったり前歯が邪魔をして閉じにくいかもしれませんが、意識して頑張りましょう。最初は慣れないのでちゃんと閉じてるつもりでも微妙に歯が見えたりするので、鏡を見ながら徐々に慣れていってください。
舌の筋肉を鍛えるためのトレーニングも行いましょう。これは口唇トレーニングや舌トレーニングと調べればいくつかの方法が出てくるので検索してみてください。
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